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E線が弾けてイイ線を弾く人生五線譜

mathichen17

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五嶋みどり少女期の録音

ヴァイオリニストの五嶋みどりね





五嶋みどり&龍

思わずワロタ画像である
姉と同じ道に進んだ弟・五嶋龍とは17歳離れる姉弟(異父姉弟)
1995年だと24歳姉&7歳弟なのに、ピカピカ1年生弟が6年生姉と並んでるに見えるのがw
(姉弟同じ顔しているため、「みどりの隠し子ちゃうか」と真顔で言ったオッサンよりマシやん)




みどりちゃんで笑える話としてもう一つ
彼女は顔見てすぐわかるでしょけど、大阪出身(枚方市生まれ)
自分自身がヴァイオリニストとして輝く夢を断たれたお母さんの執念であったのか、娘の英才教育に励んだ
娘を著名ヴァイオリニストのレッスン受けさせるに東奔西走した中に、やはり大阪人・辻久子が含まれていた
辻女史のお宅を辞した帰り道、娘が感想を述べ、母が後日女史に伝えたんだけど、ぶっちゃけ、それマズイ話よ
子供は正直過ぎる、ただ子供自身が伝えたなら「餓鬼やし、ま、しゃ~ねーな」に済むであろう
親が言うたらアカンでしょ
「あのオバちゃん、下手やね」、それが娘の感想なんだから…




お母さんは、1980年、みどりちゃんが8歳の時
娘の演奏を録音したカセットテープをジュリアード音楽院のドロシー・ディレイ教授に送り、入学オーディションに招かれた
オーディションに見事合格し、故国に於いて上級国民じゃない外国人にとって現実的な課題と言える奨学金も得た
旦那や家族の反対押し切って、娘と二人して渡米したのは良かったと思う
渡米が実現しなかったら


“タングルウッドの奇跡”
1986年、いまや語り草となった事件はボストン交響楽団と共演したタングルウッド音楽祭で起きた。レナード・バーンスタインの指揮で、「セレナード」第5楽章を演奏中にヴァイオリンのE線が2度も切れるというアクシデントに見舞われた。当時みどりは3/4サイズのヴァイオリンを使用していたが、このトラブルによりコンサートマスターの4/4サイズのストラディヴァリウスに持ち替えて演奏を続けるも、再びE線が切れてしまう。2度目は副コンサートマスターのガダニーニを借りて、演奏を完遂した。しかも、ヴァイオリンの交換はソロパートの演奏がないわずかな時間で行われ、演奏が止まることはほとんどなかった。これにはバーンスタインも彼女の前にかしずき、驚嘆と尊敬の意を表した。翌日のニューヨーク・タイムズ紙には、「14歳の少女、タングルウッドをヴァイオリン3挺で征服」の見出しが一面トップに躍った。また、この時の様子は、「タングルウッドの奇跡」として、アメリカの小学校の教科書にも掲載された。
( Wikipedia:五嶋みどりより )

世界中が腰ぬかす場面は生まれなかった




大人でさえ、本番中に事故ってみ、それも二度事故ってみ、発狂モノやで
14歳もま~だまだ子供だが、欧米人の眼には7歳くらいに映る
アメリカさんの小学校教科書に載ったのは思うに、「この子モノノケか~」的な驚愕からでしょ




それでいて、意外と冷静なのがアメリカさんである
みどりちゃんは引く手あまたとなるも、1990年頃かいな、ニューヨーク・フィル定期デビュー後
演奏は好評を博したものの大手新聞音楽評には載らなかった
評を楽しみにしていてシビレ切らせたニューヨーク在住日本人記者が電話で催促したら
「Midoriは今シーズン一度、音楽評に載りました
彼女のような10代の弱年演奏家を1シーズンに2回も載せるなどしないのが、我々の方針です」
早い話、「彼女のアカルイミライを真剣に考えるなら、お前ら日本人は無闇に祭り騒ぎ過ぎ」を知らされたってよ
将来有望な子供が10歳前に海外に渡る重要性、わかった?




ジュリアード音楽院での学習プログラムを見ると、柔軟だねと感心したもんだ
弦楽四重奏など室内楽に取り組む時、みどりちゃんはヴィオラを担当した
ヴァイオリンだと他の生徒がみどりちゃんレベルに追いつけず均衡悪くなるためであった
高い位置から降りるによって妙なる調和が奏でられるというか
みどりちゃん自身、他楽器を演奏する経験で、視野が広がって専門バカとならず楽しかったそうよ
学院がヴィオラを命じたのはある意味特別待遇ながら、依怙贔屓などでなく建設的な内容が評価されよう




普通教育面でもアメリカさんに、ヒロスエ涼子の早大合格=一芸主義みたいな話は聞かない(あるとして、ごく稀?)
みどりちゃんの場合、2001年、心理学を専攻していたニューヨーク大学ガラティン校を「優等」で卒業し
その後、同大大学院修士課程を修了し心理学の修士号を取得している
アラサー前後期で四大卒と院卒の計算だね
演奏活動の都合にせよ、また、日本のような高卒後すぐ大学進学と決まっていないにせよ
不測の事態発生でキャリア絶たれる可能性は誰にものため
音楽と全く別の分野である心理学専攻とか、広い守備範囲を学んで教養を身に着ける価値がわかっていたんでしょね
楽器演奏の腕磨いてコンクール優勝に意義がある環境には望めない優しさだ




10歳前に渡米したマイナス点があるとすれば、日本語能力かしらん
20年くらい前だったか、みどりちゃんの出演したNHK番組を観ていたら、「ん?」となった
気候に触れた話の中に「気温が涼しい」が聞かれたの
あの、気温というのは高い低いであって、暑い寒いの感覚的なものじゃないよね
10歳までに覚えた言葉は小さな忘れ見られても度忘れしたりはしない
海外移住後も母国語が錆びつかないよう学習を続けるはずだ
日常言語じゃなくなるため、所々怪しくなったりの場面あるのやら




そんなみどりちゃんも、今年、48歳やて~(°_°)
海外では “Midori” として知られているが、これは彼女自身が両親の離婚を機に苗字を省いたのが起源
何処の国でも発音しやすい名前らしいに加え
「結婚したら、離婚もしたら、再婚までしたら、何回も改姓する事になります
だから最初から姓を外しました」
芸名使用とはいえ、そこまで考えるかとアタシゃ昔々ワロタ




ところで、嫁には行けたんかいと調べてみたら
・結婚して夫がいる
・結婚しておらず夫もいない
・結婚して夫がいるのは確実
結婚・夫情報について各メディアは一切知らない様子
かと思えば
2014年に出産したという情報が出た模様
これも噂の域だが、「精子バンク」を利用して出産したのではないかと言われているよう
20代の頃、質素が好きなのに、周りに豪華な生活を用意されるのが辛く、病んだ経験あるらしいけど
その後元気を回復していたら、形どうあれ43歳初産は不可能じゃない
「ボサボサ歩かんと、はよ着いといで!」「お菓子は無しやで~」
子供怒鳴りつけながら大阪の商店街を速足で急ぎ、1パック98円の卵獲得に目の色変えるオカン
それが似合うだけに、みどりちゃんに子供おったら嬉しかったりするw





そのうち、流しのヴァイオリン弾き版マザー・テレサに転身する気ィしてしゃ~ないけど
てか、アタシよか5個下だけやのに枯れ杉てるのが…

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Comments 2

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mathichen17
mathichen  
>>ミーさん

17歳離れた兄弟姉妹で、有名過ぎる兄や姉と同じ道に進んだら、弟妹は苦労するのに
周囲が上と比較したり同じだけの実績を求めたりしないような教育環境にあったと考えます

アインシュタイン級IQの天才、芸術の天才は別物ですよ
両方兼ねる天才は無論いますけど、学校の勉強は全部赤点みたいな天才もいます
後者はガラスの仮面の北島マヤみたいな、特定の分野に特化する才能の持ち主と思いますわ
一種にサバン症候群というか
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E3%82%B5%E3%83%90%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

E線が2回切れてもの話は思うに、才能より、プロフェッショナル精神育成の賜物でしょう
MIDORIは見た目通り、中身も普通のオバちゃん感覚でしょね

ミー  
ミーです

この方が…五嶋龍くんのお姉さんなんですね。だいぶ昔ですが、五嶋龍くんが小さかった頃からのドキュメンタリーを見たことがあります。それにしても五嶋みどりさん、昔の写真はウエストは細いし、徹子の部屋では化粧が濃い感じがするのに…国連ピースメッセンジャーの映像では老けて見えますね。お化粧をしていないから??でも私と同じ年代とは思えない…。

天才ってすごいですね。私の脳とは違うって感じがします(笑)